汗疱対抗記

10年以上悩まされている汗疱をようやくコントロール出来そうな気がして来たので、やったことや思い当たる原因についてブログで発信したいと思い立ち、始めてみました。とはいえ、まだ完治は見えないのでやってきた事を整理して完治に向かう為にも、ゆっくりと書ける時に闘病記を書いていきます。

金属アレルギーと食事療法

遅延型アレルギーで引っ掛かった小麦、卵を制限してもあまり効果が無かった事で、次の手を考えたところ、食物に含まれる金属で全身型金属アレルギーが出るケースも有るという事なので、そこに踏み込む事にしました。

 

近くの総合病院の皮膚科で、パッチテスト出来るか聞いたら「うちではやってない。~病院ならやってるのでは」くらいしか言ってくれず、紹介してくれる訳でもない。

でも金属とは考えにくく、やっぱり何か接触性のアレルギーなんじゃないか、といろいろ聞かれて全然埒があかないので仕方ないから、パッチテストの出来る大学病院を自分で調べてチョイスしました。

 

大学病院は紹介状が有れば安くなるけど、直接行ったら高いんですね。

でも紹介状取るために違う病院に行って、パッチテストが有効と言ってくれるかも、パッチテストが出来る病院にコネを持ってるかも分からないのでまどろっこしすぎる。

ってことで、紹介状無いと5000円くらい高かったけどダイレクトで行きましたよ。

 

でもさすが、診て、いろいろ経緯を説明したら「汗疱ですね、パッチテストやってみましょう」とあっさり言ってくれました。

レベル高いっ!

 

ニッケル、クロム、コバルトあたりがメジャーの様なので、その辺に引っ掛かると原因が絞れて食事制限する理由付けにもなるかなと思ってトライ。

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テスト中

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テスト後(見苦しくてスミマセン・・・)

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テスト部だけじゃなく周りのテープでもかぶれるし、ずっとヒリヒリしてて、これは外すとやばいことになってるんじゃないか・・・とヒヤヒヤしてたけど、実際にテストでの反応は意外と控えめでした。

でも、一つだけしっかり反応してて(写真左下の方)、結果は意外や意外、マンガンでした。

玄米、豆、小麦、チョコあたりは元々ダメな気がしてて、やっぱりか、という感じ。

ようやくすっきり!

 

で、この結果を受けて病院が何をしてくれるのかというと、「とはいえ、全部避けるのは無理だから含有量の高いものは極力避けて下さいね」「それでよくなる人もいるしならない人もいます」「アイピーディ(抗アレルギー薬)でましになることがあるので処方しときます」くらい。

1カ月後に経過観察でもう一度行ったけど、当初の担当の先生とは違う人に当たり、やっぱり食べ物だけではあまり考えにくいから接触してるものをもう一度よく考えて、という話に舞い戻り・・・

今までの経過はなんやってん"(-""-)"

 

結局自分でなんとかするしかないので、もうちょっと詳しくマンガンを含む食品について調べてみました。

https://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/manganese.html

多すぎる・・・(;´Д`)

どうやって避けろと・・・

 

でも、よくよく考えたら、玄米に比べれば白米は含有量1/3くらいで、全体で見ても特別高い方ではないけども、毎日の食事の中で圧倒的に量を占めてるのは白米な訳で、他の含有量の高いものを集中的にいっぱい食べない限りは、結局米のマンガン量が一番多いんじゃね??と考え、米をやめてみる事に。

あとは、目立って高いものを極力避ければ、全体的なマンガン量はだいぶ抑えられるのではないかと。

 

 

結果は・・・

 

効果てきめん~(*´▽`*)

いや~やっと来ましたよ。

汗疱に侵される事のないこの世の春が!

長かった・・・(T_T)/~~~

 

に、近い感覚は有りましたよ。

最初は。

パッチテストは汗をかく夏場にはやってくれないので、10月にやって、季節的にも涼しくなっていくところだったのもあってオリーブオイルの記録を更新してだいぶ軽快しましたね。

 

やっぱり6月頃にはまた出始めてヒヤヒヤしたものの、気になったら時々ステロイドくらいで激化まではせずに、初めて通年でおだやかな一年を過ごせました。

 

 

でもね~オリーブオイルの時もそうだったんですが、一年目はすごく効果を感じて継続していても、二年目には「あれっ、去年の冬はもっと綺麗だったけどちょっと残ってるな」と嫌な予感がわいてくるんですよね・・・

そして、春には予感的中、となるんですよね・・・

 

2年目には少々気が緩んで避け方 が甘くなってるのもあるし、あと、コーヒーやめないとあかんかなとずっと思いながらそこには手を付けてられてなくて、今年は去年よりコーヒーの量が多いというのは有るかなと。

金属アレルギーなら豆なのでアウトかと思ったら、マンガンの数値は意外と低くて、遅延型アレルギーにも引っ掛かってなかったしコーヒーはやめられてないんですよね・・・

カップコーヒーを全部飲み切らずに捨てる、を一日2回で、量としては1~1.5杯くらいかな。

仕事する時、コーヒーが無いと気分転換が出来なくて。

汗疱のストレスや睡眠不足があったりすると余計に、の悪循環で。

でも、コーヒー飲むと肌の潤いが引いていく感は感じてるんですが(-_-;)

 

 

やっぱり、もう避けるのも限界で、いろいろ耐性がどんどん下がってるんですかね。

そこをなんとかしなければ、というところで今に続いてます。